実証実験

街中にはコインパーキングが溢れています。
以前、こうした時間貸しの駐車場には、管理人の常駐が法律で義務付けられていました。

法律は時代に合わなくなってきたとしても、安易に変えるわけにはいきません。
そこで決められた地域や案件に絞って、新しいアイデアを特別に試してみよう、それが戦略特区の概念です。

駐車場に管理人は常駐しなくても大丈夫そうだね。
試してみて、得られた結果で世の中を変えていくことができます。
戦略特区を、利権の絡んだ贔屓の仕組みと勘違いしている論調が多いことが残念です。

何かを変えようとして失敗すると、人々はすぐに批判して責任を問います。
それでは世の中が変わりません。
政策や施策には、試せる場が必要だと私は思います。